あかあんど 便り お灸の不思議  20140525

病気より立ち直る回復力 という事で、鍼灸師会が唱えているが、人間の身体にはなんと三百六十五個のツボが在るそうで、まさに一年間健康でいましょうねと言っているかのようである。

お灸は痛い処、疲れ、血流疾患、痺れの部分などがまさに緩和される。緩和とか、和らぎはその日に起こる。ただ、今まで一年以上通い詰めて悟ったことは、問題となる病気の発生個所が、そもそも最初の原因かに掛かるのである。何が原因で体調に変化が起き、体質とか抵抗力が弱くなり、体内の何処か、身体のどの部分かが悪くなり、その歪が原因で様々な個所に病気を発生させる結果となっていることを患者は知らねばならないという事であった。

鍼灸の先生は原因を確定するのに、数回の治療を要す事もあるのです。

又、僕のように、何処にも例の無い症状、術後の患者も居るわけで、まず自信を持って絶対に治りますを見つけ出さねばならない事であろう。

有難い事に、先生は、恐ろしいくらいの生命力が僕には有るらしく、それをすぐ真に受けて頑張れる特異な性格もまた僕らしいと云えばその通り、おだてればの世界である。

お灸は、古来より伝承された、医療方法であり、中国より伝わったものであるらしいが、実際にさまざまな患者さんを目にして思うのは、お灸と鍼治療との併用で鍼灸院となぜなっているのか、それは、髪の毛より細い針が酸化した体内部分まで辿りそこにお灸の力を注ぐことで代謝の活性化、血流の促進、神経への刺激で細胞の再生など様々な治療結果につながっているのだ。

本当にびっくりするが、東洋医学の神秘とは、よく言ったものである。

古来より何万人がその実験台になったのか、最初は竹針ではなかっただろうか、その竹の末端にモグサを乗せていたような気がするし、想像すると恐ろしい人たちが相当の犠牲を払い今の鍼灸を生み出してくれたのだと思うと、皆に感謝ですね、本当に有難う。

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