大阪日赤病院再入院の始まり 9月27日(木曜日)

本日野田ちゃんに乗せてもらって、入院と相成りました。やはり、いざ入院してみると人間と云う奴は現金なもので、以前の小さな工程が少しずつ蘇ります。部屋は恐ろしく広い個室で42000円の部屋であります。ただ一般の個室の空きがあれば変えてねとお願いしており、明日からはシャワー付き個室になるとのことで一安心です。今日は部屋の空気を満喫しておきたいところでありますが、残念ながら事前入院には大切な理由があり、本日より手術前のリハビリが用意されていました。本担当の女性(上条さん)は夜勤の為、代役で後藤 妙さんが丁寧に説明をしてくれました。息を吸って、吐いての力を付けるということです。我が妻、海ちゃんはこの部屋は寝やすいとソファーで軽くいびきをかいておりました。
何とも落ち着かない時間をやりくりして、KENDALLというそのリハビリ器具で遊んでいると、吉井悟 先生が、手術後の痰の無理のない排出及び息づまり時の痛みの防止になるとのことで何度かトライをお見せすると、そこそこの力で3秒以上の持続が必要とのこと、これから6日間頑張って取り組むしかないですな。
書類を持って浜多摩君が部屋に来てくれたのであるが、目のやり場のなさが如実にわかりちょっと荷が重かったかなとも思う。彼ももっと自分を高めていい時期だよな,頑張れよ。
今回は、明日からも含めてシャワー付きの個室なので、いつでも汗を流せるのがいい?いやいつでも体を温めれるのが良いであろう、何せ病院でどうやったって汗はかかないもんね。
静かな一人の部屋では、クレメンティーヌの寝ぼけた声と、ノラジョーンズのかったるい声が心地よく身に染みてくるのである。大きな窓からのぞくビルの群れの先に、大阪城の周囲に植え込まれた桜の木が都会のオアシスのようにぽつりと高層ビル同士のの隙間から
あんたまた来たか、頑張れよ と囁いているかに感じてしまう。歌のせいでもあるよな、これは、、、
7分粥の晩飯はさすがに、手術後の喉が小さい今の僕でも15分も要すことはなく、シャワー後にテレビでも見るかとベットに横になった時、ドアをたたく音と共に主治医、片岡幸三医師であった。またまたKENDALLでの息の使い方のチェックに始まり、現在飲んでいる痛み止めの弊害の説明を受ける。痛み止めの変更と来週月曜日の手術説明などのスケジュール並びに、手術自体7時間~8時間掛かる大手術というのである。僕は簡単そうに考えていたが、これには参った。なるようにしかならんだろう。
痛み止めが変更になった。弱くするらしい。本番の手術後に影響が出る可能性があるらしい。ここで素直に従わないのはあまりに子供っぽく、二つ返事で了解しました と優等生の答弁を返した次第である。今の自分は、運命を受け入れる事に徹する覚悟なのだ。

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