歩きたい和(わ)     20150603

熱いか夏 散歩 二分の一

歩きたい日和     20150603

私は時々自分がさっきまで何をしていたのか記憶を無くすことが在ります。

何故か誰かに大きな魔法を掛けられているのかと思ったりします。ぼちぼち年を数える事が億劫になって来たのでそこら辺りは気にしない事に決めました。

だって今は、何曜日なのか見当も付きません。そんなことを考えるだけ無駄だもの。

私に曜日によってご褒美が在るならわかるけど、日にちによって素敵なイベントが予定されているなら覚えようと頑張るけど、記憶もいいかげんだよ。

この間なんか、日向ぼっこをして楽しんでいたら眠ってしまって、気が付いたらじーっと雑巾猫が私を不思議そうに見ているんだよ。

そりゃあ年を取ったらうんちがもれることもあるわよ、よだれが垂れる事もあるし、だんだん赤ちゃんに戻るんだからしょうがないさ。

お父さんと、お母さんに守られているからって、あなたたちから嫉妬されるのはごめんだよ。これは家族の絆だからね。

人の過程を、-この場合は 家庭 の方が正解かね - 私の生活をジロジロ見ないでよね、お願いしますよ。

陽射しを見るとぼちぼち梅雨の頃のきがするね、気候と香りで季節感がわかるのは、ひょっとすると私は思いのほかまだ若いような気もする、いいえ、若いんだよ、、、

多分居眠りしすぎて魔女にいたずらをされたんだわ、今度散歩で会わないかしら。

足が動いてくれないんだよ。

重しをのけておくれで無いかい、私は漬物じゃないんだからね。

腰から下が重いんだよ、今日のように湿り気と陽射しがあふれる日は外に出たくなるんだよ、知らない鳥の息吹と大地の草木と会話するうねりが 私の足に、身体に しみこんで来るもの。

雑巾猫ちゃん、あんたも住処を見つけて頑張りな、外へ出たいな、お母さん往こうよ。

お父さん連れてって、 あれれ、暴れたら また大きい方がゆるんで出たか、、

気づいてくれれば、私の思い通りだからまあいいか、

お散歩しましょう そんな日和

 

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