入院3日目(2012年7月12日)

今は手術前の夜11時を過ぎる頃、興奮か 怖さか 眠れぬ夜 静かに出来ない自分がいる。

平静に、冷静な状況 底なし沼の様で何もない無の空間に部屋の中がうつろいで来る。何かが変だが、結構夜景の街並みを見て過ごすのも 乙かもしれない。何事かに立ち向かうひと時、自分だけの時間って、なぜか自然と僕は作れた。もちろん誰もいない病院の一室で、夜景の薄明かり以外僕に寄り添う空気の存在すら無いのだから当然か、ひょっとすると誰かが覚悟を決めろと作ってくれているのかもしれない。静かな時間、とりとめのない思考との遊び 好いよね。

病気が悪化して死に至る場合もあるのだろうなあ。人生の終わりと向き合うことが、今後の偽らざる本音なのである。

怖いと云えばそれは怖い。唯、生きようと決めたからには、闘わなければならない。負けない。

弱音は吐かない。頑張るぞ。めげないぞ。

後半日もすれば、意識もなく、手術の最中であろう。これは避けれない人生の僕に与えられた課題である。

解決できるかどうかは、神のみぞ知る。

やらいでか。