祇園祭と空

7月も30度を超える猛暑が続き、まだ梅雨も明けきらぬ折、京都では49年ぶりに「前祭」17日と「後祭」24日の2回に分かれ、150年ぶりとなる大船鉾が後祭りの最後尾を巡行する。

日本三大祭の一つであるが、それほど僕は馴染んでおらず、京都しょうざん鍼灸院に通い1年5か月で、仲が良くなったタクシーの運転手は2回に分けるのは考え物で、前祭りの日にちが変更され一日短くなり、

歩行者天国も一日のみとなったらしく、後祭りは大阪天神祭が25日にある為、わざわざ24日は京都へ来る客は増えることはなく、減るだけだとの素晴らしい分析を披露してくれた。

前祭 では、鴨川沿いに、どうもパイプ椅子を並べて、山鉾の巡行を見るためにその席を人籍3240円で販売するそうな。

ただしパイプ椅子の場所には屋根もなく、炎天下に座って巡行を何時間も待たねばならず、1時間から2時間で脱水症状のように疲れた客は、実際の目当ての宵宮祭りの神興を見る事も出来ず、疲れてホテルに帰る人が多く出るらしい。客は、わざわざ東京からとか祇園祭を見るために来ているらしいのだが、疲れただけで何も見ていない人が結構いるらしい。

前祭 はそれでも夜中の2時頃まで歩行者天国が続きその日だけ賑やかだったらしい。

暑い夏、祭りも考え物である。

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