癌の情報 20140905
新聞、ラジオ、テレビなどで癌患者の情報が頻繁に入るようになった気がする。
坂本龍一が癌になった。中咽頭癌で僕のなった癌の一つであり、大橋巨泉も確か同じ癌であったと思う。
彼は、原発反対運動をしており、放射線治療をしないと云っているらしい。
立川談志、忌野清志郎、横山ノック迄、全て咽頭癌である。
現在健在なのは、大橋巨泉だけになってしまったから、坂本龍一には長生きしてほしいし、新たなメッセージを発信して欲しいものである。
僕は、食道を切除するときに、やたらと桑田啓佑のことを引き合いに出されたが、病院は大きな勘違いをしていると思うのである。なぜなら、喉頭がん咽頭癌、食道癌の三つを除去したのであって、中でも予定外なのは、頬の癌が新たに見つかり、足の腿の筋肉を移植追加が発生した処である。つまり、手術の一つがサザンの桑田君と同じ手術であったというだけである。
喉部分の移植もあり、反回神経麻痺もあり、比較するにはあまりに手術の限度に差がありすぎでした。
先生の励ましのつもりなのか、外科のみの言い分なのであろう。耳鼻咽喉科では、決して楽観出来るものではなかったのである。
前歯や右の奥歯を抜かれる、鼻の横の骨を削られる、気が付けば痛い処だらけ、顔面と身体、太股が痺れている。
原因は、手術の大きさを推し量る目安ではないだろうか?
とことん戦い、誰かがその影響を良い方に運んでくれれば、それは素晴らしい事であるし、生きている結果につながる。
そんな、素敵な生き字引となりたいものだ。
そこでは、支えてくれた人たちが居なければ決して成し遂げられない結末でしょう。
坂本龍一氏も生き抜いて更なる飛躍をして欲しいものである。
生きる事、生きざまは何処かで誰かに影響を与え、小さな波が、気づけば大きな嵐のようなうねりをもたらし続ける可能性があるものです。
やっぱり、夢とか、可能性とかを追っかけていた方が良いよね。
応援しています、回復して、新たな音楽を聞かせてください。
今の僕の最大の関心は、小豆アイスバーをかぶりつけるように戻りたいことなのだ。