記憶のさき 20201116
高校生の時、友達に みつはしちかこ が大好きなやつがいた。
最初は変な奴と思っていたのだが、ついつい暇に任せて本屋さんでチッチとサリーを読んでほのぼのとする自分に気付いた。
本屋で過ごすことが多かった僕は、よく やなせたかし の絵本を見ていたようにおもう。
そこには、広い草原にポツンと一人の青年が膝を抱えて遠くを見ているのでした。
何が見えているのかわからないけど、ただ草原の風を感じていました。
なんとなく空を想っていました。
秋の匂いがそこには漂っているように感じていました。
毎日が迷いと無遊で地に足がついていないとわかっていました。
そんな中、ふと体中に電気が走ったような、強い力に惹かれるような錯覚をすることもあります。
それがわかるのに随分な時間が過ぎたきもするし、瞬き2つのようなきもします。
やなせたかしって、戦争を経験しているから、これだけは譲れないやさしさというものがあるようなきがする。
生きるということの不思議 うれしい たのしい かなしい くやしい
そんなことすべてが やっぱりとても素敵なことであり、だれかと共感できると
想像できないほどの感激に変わる
今の年代になっても、毎日喜怒哀楽を感じ、人生を楽しめているかをおもう。
いつまでもまだまだこれからだと言い続けていたい。
ふと本棚に手を触れて、すっかり忘れた表題に、また新たな思考がおきるかもしれない。
やっと生きるを楽しむ ということに気づいた。
なんでもやってみよう。 これからだ。