2012年8月7日

退院後6日になりました。

少しずつ変わっているのは解るのですが、あまりに自分が急ぐことに慣れており、ゆっくり進むことが苦手で、時間との闘いと、体中の悲鳴が聞こえてきます。

食事はまだまだ普通のものは喉を通りません。歯磨きに合わせ血液が出ることが減ってきました。

ただ頸、顎、肩、頭とそれぞれの痺れと痛みがじわりじわりと身体中を侵食しているように錯覚してしまうほど、耳の中で蝉が鳴いています。

深呼吸をして落ち着いて、精神の平安を取り戻そうともがいていますが、なかなか難しいものです。文字を読もうとすると、以前の十倍程度の疲労が頸と頭に響き、立ちくらみのようなフラフラの状態になってしまいます。

以前に比べ、読書とか、書類を書くとかが、予想を超えて体を蝕んでいる病巣が邪魔をしてきます。

焦らない焦らない、本当に少しずつ,良くなっているのでしょう。言葉がしゃべりずらいのも、以前に比べればだいぶましになりました。

もともと言葉を発することが出来なかったのだから実は大したものなんだけど、もう欲に支配されてきていrね。

5分もしゃべると疲れて呂律が回らなくなります。

まあそんなもんだ、顎が鉛のように重く感じるし、頸が痛く締め付けられて、息がしずらく苦しい。力むと余計に苦しくなるのだ。

その葛藤が一番しんどいですね。意思表示が本当に出来ない。気長に、ゆっくり、転ばぬようもっと周りを見ようと思っているのですが、まだまだ辛抱、我慢が足りません。

明日から自分に腹を立てるのを少しでも控えて、怒らないで行きたいと思います。

ガンバルンバ、ほうねんくん。

食事を食べやすくしてくれているので、何とか流し込めています。喉に詰めないように最大限の注意を払わねばなりません。

一旦咽るとせき込んで当分元に戻らず、口から血が出たりします。

食事も焦らないで、おいしくゆっくり食べよう。

海ちゃん、ありがとう。

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