愛犬との昼食 平成26年3月17日(月曜日)

気が付けば月日はいつの間にか経っています。

毎日、つらいこと、気になること、嫌なこと、さみしいこと、悲しいこと、楽しいこと等が一杯であったはずなのに、全てが一瞬のような気もします。

 

ミルキーは一生懸命睡眠を取っています。まるで活きて往くために必要な時間が寝ることであるように、ちょうどお昼なので、海ちゃんが作り置きをしてくれているおでんを食べようと準備をし、五穀米を温め、ポテトサラダを出し、さあ食べようと食べ始めると、不思議なことにミルキーは僕の横でお座りをし、しっかり僕を見つめています。

何を食べるかしってるよ とでも言っているように、これは本当にびっくりしますが、毎日の恒例行事のごとく、ミルキーには生きる上の大切な儀式に近い行事なのでしょう。

僕も心得たもので、大根、はんぺん、しいたけ、きくらげ天ぷら、こんにゃく、卵を少しずつ食べながら、最後に牛筋を食べます。最後に少しだけあげるようにこちらも気を付けてやらないと、何せミルキーはもう15歳をすぎて、歩くのもやっとの現状ですから食べ過ぎは厳禁です。

口の中の移植部分の動きが未だ不完全で大きな口が開きませんし、放射線治療で唾が出ない危機的状況から未だ抜けれず、少しずつ食べて、最後に柔らかくなった筋肉を食べます。

ミルキーはそれを熟知しており、我慢しながら一生懸命待っています。ほんの一口だけの為に、10分はじっと待っています。

すごい事ですよ、これは、毎日感心します。いつの間にか年齢を追い抜かれた娘ですが、まだまだ生きてくれよ。

あれ、いつの間にか寝たまま起きないね、亡くなったの?

これが人間も、犬も、理想だね。

しっかり長生きしてください、我がままな娘さんよ。

カッコつけんなよ  2014年3月10日

平成26年1月に大きな衝撃が一家を襲った。家内(海ちゃん)は僕の入院から心配と疲労もあり、情緒不安定にも襲われ、逆に僕には不安要素だらけで,ここから生き返ることが全く不明瞭になってしまいました。

人間は、なぜ自分のことだけをおしつけるのでしょうか?利点は何もありません。

生きるということ、それは、我が家の場合、いや、僕の場合は明日を目指し生き抜くことであり、夫婦はいつも以上に相手のことを思いやり、なおかつ明日の自分、明日の家族との会話、明日の時間、明日の悲しみ、明日の楽しみ、全てをひっくるめて考えることで今の状況で もがいているのです。

 

過去の一言を顧みると、家族、特に海ちゃん、夫婦というものは、常に互いに支え合って生き抜くことは非常に大切ですが、なかなか出来ないのが本来の姿とも思えます。そんな中で僕は全く持って幸せ者であろうと確信しております。

頑張ろうに根っこが生えているのは、海ちゃんが僕と云う土壌に水をまき、肥しを入れ、笑いを振りまき、生きようと懸命に耕してくれているから。

 

いつの間にか、3月に入りました。

毎日が、ありきたりの不安と、日常の目標、楽しみ探しがとても大切な行事になってきます。

焦らないで、少しずつ、着実に、ひいては前を向く作業がとても永い作業になります。

負けない、焦らない、決して振り返らない、そんな叱咤激励を事あるごとに繰り返し自分につぶやく、ふと気が付けば少し良くなっている状況がさりげなく訪れています。

静かに、ひっそりと、そよ風のように、、、。

 

桜の季節に入ります。一年の長さが如何に短いかを痛感しています。あがいた月日は何に対してだったのか、思い返すと長い長い命の掘り起しをしているのです。

再び咲かせる人生に対して、より貪欲に、もっとしたたかに、再生をしよう

 

次の桜はのんびりと花見にしたいものだ

ダメだ こりゃ     20140126

朝11時にネィ銀行が来日しました。世間話が歌声のように聞き取れます。

意識が此処にあらず、そんな立ち眩み的精神状況です。

ダメだ、こりゃ。 少し余裕を持ちなさい そんなイマドキ。 余裕ではなく、ゆっくり動くこと、ただでさえ血圧が低いのに、ゆっくりしようよ。焦らない、焦らない。

何事も逃げたりしませんよ、僕が、自分自身とちゃんと向き合っている限り全ては必然にしか成らないはずだよ。

2013年7月28日

福岡での、がんこ本舗きむちんとのひと時も、非常に楽しい、元気になる言葉と励ましでいっぱいでした。

付き合い自体は三年弱なのに、なぜか年も同じで、何処か気が合います。

食事は、僕に合わせていただき,蕎麦を食べました。どちらかといえば、流し込むと言ったほうが正解でしょう。

まともに会話もできない状況でしたから、きむちんも疲れたことでしょう。

本当に有難いことである。

目標が持てること、希望、生きてやるぞという活力を目覚めさせてくれるのは、まさに友達の何気ない一言、さりげない会話が応援となりひしひしと伝わってきます。

改めて、嬉しく思います。

ホンマに、おおきに。頑張りまっさん なんてね。

新しいスタートを始めよう  2013年7月22日

明日で、55歳になります。気が付けば、あっという間に年だけ取っています。

恐ろしいぐらい時間の流れが速くて、ゆっくり自分の時間を作ることを行いたいと思っています。8月に友達が来ます。

今後について、新しいチャネルを年内に大和田さんと取り掛かり、大和田さん最後のお仕事にしていきたいと思います。

感謝という言葉を商品で残したいのが僕の願いです。体調が悪く、本当に大和田さんに心配とイライラを発生させていると思います。まだまともな会話ができないのがさみしい現状です。

本当に、お世話になり、感謝の気持ちで一杯です。

2月20日(水曜日)

長い入院期間でした。本日で退院になります。病院の皆様にも、たくさんの協力を得てここまでになりました。これからは自分自身で努力する以外何もありません。

3回もの入院はあまりに急変でした。ただ、僕には本当に必要不可欠な運命の病であったと思うのである。

復活することは、大前提なのだ、これからの人生、人を活かせる仕事をせねばならない。

頑張れほうねん!自分で鼓舞するしかないですね。休みながら少しづつ頑張ろう。

2月19日(火曜日)

朝食を終えて、歯磨きの最中に依田先生が顔を出してくれた。昨日の先生の話で、海ちゃんは相当参っています。今後の生活がどれだけ大変かびくびくですよ。と話をすると、覚悟はして貰わないといけない、そこでいかに取り組むか、それ以上に良くなるには、私の頑張りだけです。との事。

開口訓練も、注射器で出来る限界がありますよと云うと、あかなくなると大変なので、いい方法と云うのが中々無いのが現状です。僕の頑張りで、お酒も、たばこも可能の場合もあります。すべてほうねんさんによるんです との先生のお話。抵抗力も、今後付くであろうし体力も全て僕がどう努力するかに掛かっているかららしい。来年の結婚記念日は、ワインを飲むことを目標にしよう。まず、どこに向かおうとするかである。

自分の人生、負けないで、引き分けでいいから、勝たなくてもいい、そうすれば、何時か勝っていそうな気がする。まず、どん底にしっかり落ちておこう。後は、上しか無いように。

2月18日(月曜日)

雨が朝からしとしとと振り、寒さを感じる空模様です。

朝食を食べてから、歯磨きをしていたら、依田先生が来ました。やはり、後はリハビリ次第です。反回神経は治らないでしょうとの事。これだけ声が出れば手術の必要はないとの事でした。あとはしょうざんで目標に向かって努力してみます。

退院後の治療スケジュールが出てきました。あとは整体マッサージ、しょうざん、元気があれば八戸ノ里フィットネスで頑張るしかないですね。何とかなると思います。

負けるな、ほうねん君、頑張れ、ほうねんでございますね。体調、病気が治った時点でもう僕は一般人ではありません。障害者です。そこで如何にリハビリをして体内の補助作用で万能に近い体を手に入れるかでしょう。大きな夢を見て頑張るしかないでしょう。大きな口をあけ,色んなものを食べれるようになり、一杯しゃべって、仕事もできる体を手に入れることですね。

これからはリハビリの計画を立てることです、毎日コツコツ頑張るしかないですね。海ちゃんはじめ周りの皆が納得できるよう取り組もう。色んなことがもう一度出来る体を取り戻すぞ。それだけです。

 

 

皆さんへの回帰通信書

寒さも幾分影をひそめ、梅の香薫る今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は、昨年6月より、病魔に侵され、入退院を繰り返し、この2月後半に退院できるように迄回復いたしました。これからはより一層リハビリに励み、皆様にお会いできることを楽しみに生活していく所存でございます。年末年始、及びこの約9か月は連絡自体もすべて遮断し病魔と闘っており本当にご迷惑をお掛けいたしました。

これからも以前に増してご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願い致し、回帰のご報告とさせて頂きます。

唯、まだまだ言語すらまともにしゃべれない状況です。

少し気長に見守って頂ければ、幸いです。

こんな奴がいて、今もがいていることを何処かでまたネタにしてください。

妬みはしません、オヤジですから、、、。

2月17日(日曜日)

寒そうな曇り空です。朝ご飯は、いつも通り乾燥野菜、ミカンの缶詰め、ティーパック紅茶なのでびっくりしました。

看護婦さんにも言いたいことは言わせてもらいましたが、依田先生からすれば気難しい患者にしか映っていないでしょうね。ただ、僕はどんなことをしても元に近い状況を目指したい ただそれだけであります。周りは関係ないです。頑張れというのであれば幾らでもやります。そんな気持ちです。開口も、まだ自分で納得いきません。

バナナが簡単に一口で入りません。これが問題です。簡単にこれぐらい食べれないと駄目ですね。

海ちゃんと院内散歩を午前中1回、午後1回の2回に昨日より変更しています。単なる階段の上り、下りが出来ず、足はふらふら、息が上がります。えらい事です。

日々の屈伸とか、腹筋とか、スクワットとか少しずつでもやっておかないと、ミルキーの散歩もいけません。ちょっと驚いています。

これで仕事など出来るわけがない状況でしょう。マージ君とか、セーブ君は本当に現状を理解しているのでしょう。情けなくなりました。ただ、海ちゃんが散歩行く? と声をかけてくれるので、また新たに、良し、行くぞ!という気持ちになれます。本当に感謝の一言です。

競馬が外れました。惜しかったですが調子に乗らない程度で良かったです。

開口訓練を本格的にこれから頑張ります。明日、王子さんの処で見て貰う可能性が高いからです。

入歯が入らなかったらお話になりませんから。

一生懸命口を動かしたり、歌を歌ったり、いろいろしていますが、今日は顎をよく揉んでやろうと思っています。顎も生き物、優しく、時には厳しく付き合わないと、動かなくなりますからね、厄介な問題です。

2月16日(土曜日)

朝から快晴の空模様です。とうとう2月も中旬を超えました。いったいいつになれば元気になれるのか、それは全て自分次第という事です。

不都合だらけの身体になっていますから、ここから自分で納得のいく体を作っていくしかありません。あまりに僕は世の中を勘違いしていました。元に戻ると信じていましたから、でもそれ自体が甘く、在り得ない事でした。

これからは、病気とうまく付き合いながら自分のものにしていくことが必要です。運動も、様々な生活も、全て体が納得して覚えて反応してくれる迄、全て頑張るしかないですね。

開口の力の入れようももっと真剣にやります。人生が掛かっていますからね。

会社の今後は、5年以内に引き継ぎを行います。基本3年でできればベストでしょう。

以後3年間は代表権を継続し、以後なくす形、当然60歳で終了になります。

これが今考える理想でしょうね。いつから自分で体を壊すことを当たり前としたか、自宅から出過ぎた時に調子に乗ったのでしょう。

新たな僕という人間の人生が再度作成されると思った方が良いでしょう。健康、睡眠、したいこと、お酒、たばこ、全て新たに自分にとって新生活に何が必要か、何を大切にするか、人間として訴えるものを前面に出すか、まず良い顔をしない、まもるを守る、そんなことがとても大切に思えます。

今日も、海ちゃんが来てくれます。家内がいなければ、そんなこともありません。応援もありません。食べてほしい、頑張ってほしいの差し入れもありません。なんて贅沢な人生でしょうか。感謝を忘れない、社員に対しても、感謝を忘れない、古―ちゃんに対しても30年近い付き合いに良い形の継続を選びたいのはやまやまです。

支離滅裂になるので、まず、海ちゃんが本当に落ち着き、喜ぶリスタートに早くしたいためこの1週間を頑張り退院を目指します。