我が家の老犬ミルキーは、今日は腰が立たない対応治療の注射の三回目を行う。合計四回であるが、果たして注射で効くのかどうか甚だ疑問である。
鍼灸は、やはり足に反応が起き、完治はしないまでも、良い対処、健康持続の観点では、間違いなく理に叶っていると思うのだが、今日は僕は京都で鍼灸治療が有り、ミルキーの付添は無理であったのだが、今日も先生は不在で、(前回も指定された日にちで不在)一体どんな管理をしているのか不思議でならないのだが、注射の位置が話を聞くと三回とも違うのである。
不思議でならない。先生がしてくれた場所の最初の一回目から、看護師の二回目、三回目は全くお門違いの場所で、先生とも違うのだ。
どうも理解不能である。
老犬ミルキーはとにかく病院が大嫌いなので、全くおとなしくしていることが無い。
常に隙あらば逃げる体制を作っている臆病者であり、注射で躊躇すると噛むふりをして吠えるから叶わない。
知らない先生や看護師は対外怖がる。
今日も目いっぱい吠えたことであろう。
夜、京都より帰宅すると疲れた様子のミルキーは、もうだめです、寝かせてください と目くばせをしてくる。
相変わらず、役者だわい。 僕はお腹がすいており、すぐに食事をしたくて海ちゃんにお願いし、おでんと、サラダ、きのこと玉子とオクラ入りうどんをゆっくり食べ始める。
老犬は常に僕の動きをチェックしており、何を食べているのかを 雰囲気と匂いである程度のめどを立てているのである。
そして、おでんのてんぷらと、筋肉を食べるときには、いつの間にか足元でお座りをし、上目使いでおすそ分けを 無言で催促しているのだ。
ある意味、生命力を感じるのと、恐ろしいくらい卑しい事に感心する。
最近は歯が弱く、少し硬めの肉の場合は、上向きで痛い歯に当たらないように食す技を身に着けているようだ。
昔と違い、海ちゃんも常に犬のえさやりには注意を払っているので、体重は常に10キロ~10,5キロを維持している。
制限をしなければどこまで食べるかは、想像できないほどに品良くではなく貧欲であります。
たまには、お腹いっぱいにさせてよと見つめているような気がする。
寝る前に、超音波マッサージをしてあげましょう。少しは後ろ足が動きますように。
大きなお世話です、もうかわいいだけでいいのに 気づいてよ、なんて思っているのだろうな、ミルキーは。