お隣さんの猫増大阻止計画によるぞうきん捕獲避妊手術により、無事帰ってきたぞうきんは、段ボールとタオルで用意した一夜限りのハウスに見向きもせず、縫ったばかりのお腹にもめげず窓際の席に来て何をするでもなく部屋を覗き見て寝始めたのである。 そして就寝前には突然消え垂直の壁を二階のベランダまでよじ登りお隣さんの広い自分の寝床を確保し黒猫に守られて手術後の夜を過ごしたのである。 動物病院の先生と海ちゃんの話で、ちゃんと名前を付けてあげましょうという運びになったらしく、身体全体の柄が曼荼羅であることからマンダにしようとなったらしい。 洋猫の特徴が強く全体の毛が長い事としっぽの大きさが太いことで先祖は海外の血筋であるそうな、、。 そう云われると確かに毛が長く丸っこくとても可愛い顔をしている。 人を友達扱いしていることから、どこかで飼われていた形跡が見え隠れしているような気がする。 とても不思議なのは、野良猫っぽくない一つに、パンチをするときに爪を出さないこと、捕まえて病院へ連れて行くそんな時でさえ引っ掻かないのは不思議なのである。 何時か誰かに見初められて、可愛がってもらえるといいのだが。 我が家は16歳半の愛娘が後ろ足が動かなくても頑張ってくれているので、手いっぱいなのである。 ましてや障害猫の ひょこたん を駐車場で守っているので、どうしようもない。 この子の素晴らしさが伝わればいいのだけれど、名前はやはり僕には ぞうきん がぴったりとくる。 それはそれで可愛いと思わないかい、素敵だよ、ぞうきん 魔法のぞうきん、君と居ると幸せが手に出来そうな気がする。 良い貰い手が見つかりますように、、、 デジタルカメラを向けると不思議そうに見返し、なぜか自然なポーズを取っています。 モデルの要素があるのかね、ひょっとすると怖いもの知らずなのかもしれないね。 少しは警戒心を持ってよ、ついこの間子供たちに石をぶつけられそうになったとき、当たらなかったからいいけれど、全然逃げる様子が見受けれないからね、気を付けなよ。