心の在り方(毎日のケア) 

心には、ゆとりの有る無しで大きな差が出てしまう。

武道での我々自然体に関し、心、技、体 という表現を良く使うのであるが、まさにその通りで、心と体(身体)が正しい状況、平常心を保たねば、実際の技術が発揮できないとの表現なのだが、奥はシンプルで、深いのである。

今年5月に富岡製糸場(群馬県富岡市)が世界遺産に認定された。この工場は糸を作る昔ながらの機械が設置してあり、蚕から糸をつむいでいた名残りで製糸業に貢献したとして蚕のチョコレート菓子「かいこの王国」丸エイ食品 というところから販売されており、これが3個で700円で製造が間に合わない大人気商品らしい。6月に新たな新商品も製造販売されるらしいのだ。

このチョコ、葉っぱの上に蚕の芋虫と、なんとグロテスクと思いきや、時代性もあり、かわいいとなるのである。解らない物だが、何でもありの世の中であり、可能性というものは、何処にでも、何時でも、実は存在するのである。

そこに何らかの力が加わったり、何らかの興味がわき起こったりして、大きな反応になる場合があるのである。

だから、つまらないとか、なんだこれ?などという事や、しょうもなーというものは実は無いのである。

 

いなりずしの記事もあった。いなりずしの皮を表、裏で2種類、そしてご飯側を上にするという事で従来の見え方が全く変わり、そこにエビを乗せる、アナゴを乗せる、錦糸卵を乗せる、きぬさやを乗せる、鯛でんぶを乗せるという価値観で行くと、いなりずしが大きな価値を持ち、看板商品に早変わり。

 

実は、このような記事とか情報が如何に心に響くか、これはもちろん好みにもよるのであるが、豊かさに於いては、素晴らしい可能性と、限りない奥行きを僕は感じるのである。

 

我々人間は、五感というものがあり、これらにまつわる全てが、心の充実になったり、大きな喜びに代わるのである。悔しい、悲しい、つらい、苦しい等の事が実は世の中いくらでもあり,きりが無いほど山積しているはずだが、少しの喜び、楽しさ、嬉しさ、美味しさ、触り良さ、居心地、寝心地、美しさ等を気づくことが出来る幸せ。こんなに素晴らしいものを心で感じられるのである。よく見よう。よく考えよう。よく試してみよう。もっと話をしよう。もっと触ってみよう。生きていて良かったと思えるよ。

 

もっと、もっともっと、焦らないで、心にゆとりを作りましょう。

一生とは、一瞬の積み重ねなんだから、ちょっとした視点を変えるだけで、大きな感動に代わるチャンスを失う事もあるし、楽しい事を見過ごすこともあり、当然だが、嫌なことを見つけることも在り得るが、それは考え方ひとつ。

よくこんな事を見つけたな、珍しいよね、こんな嫌なこと。良い事の前兆かな?

なんて思えれば、もう心はハッピーだらけ そんなものです。

一回きりの人生でもったいない。怒らないでね。

何度も海ちゃんに教えて貰っていますが、怒りっぽくなるのは、自分で結果を求めすぎだなと思い始めています。

もっと、人を愛するようになろう。

大層なことではなく、人に見返りを求めるのは、無理がありすぎですから、もう卒業しようと思います。

与えることはし続けないといけませんけどね。

皆ほんとに幸せにならないとね。

怒っても、腹を立てても、何も生まれないし、気持ちが沈んだり、周りに不愉快な思いをさせるだけで後味が悪くなるだけですよね。

病気と云うものは、時として本当に大切なものを気づかせてくれることがあるものなんだ。

ありがとう、こう思えるひと時に感謝である。

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