9月28日(金曜日) 入院2日目

朝早くから山岡主治医が部屋に来られて、体の具合を聞いてこられる。昨日の吸引器KENDALLを数時間で一日分行い、本日目覚めと共に頸、顎、頬と至る所が非常に痛く、完全に手術用呼吸訓練のたまものであると確信しているのであるが、先生にホンマに痛いですと伝え、対応の確認をしたかったのですが, そうですか の返事に、にやりと含み笑いの味付けがしてありました。

久しぶりの朝飯の出番です。時間は7時30分、7分粥、肉そぼろ、芙2個入りの味噌汁、かつおのふりかけ、バナナ、牛乳パックと健康管理上のバランスはいいのかな?ただ食事時間は15分で終わりましたね。速攻での流し込みで処理、味わうとか、必要以上に時間をかけると、逆に誤飲や,咳込みを引き起こします。何でも、回数を重ねると、自然と食事をする知恵が付きました。本日シャワー付きの個室に変更になります、一日だけの特別室よ、さようなら。これ以降の文面はもう部屋が変わっています。

リハビリテーションより呼び出しが入り出かけるが、看護婦手配のミスで30分遅れる事態が発生。これはやはり現場がしっかりしている日赤では30分の遅れは次の予約とダブるため再度予約の取り直しとなり、50分後の再来指示となる。納得いかんわホンマ。

リハビリ師三田氏から呼吸法を教わる。手術後の呼吸器合併症予防のリハビリであった。以外に我々は単純に日常生活で、あらゆる体の機能が退化していることに気付く。

手術までトリフロー(KENDALL)の訓練による肺炎防止が大きな仕事である。

ただ、頸、肩、喉この痛さとの闘いである。

本日は妻,海ちゃんの52回目の誕生日でありました。ケーキも買ってやれず、外食も出来ず、メッセージカードのみ渡した忘れられない日になりました。

本当に、ありがとう、そして 誕生日おめでとう。 おめでとう は一体何時まで言うのかな?いくつになっても嬉しいものか、そんなものか、何故か入院を続けていると変な価値観に陥る事があるものです。

大阪日赤病院再入院の始まり 9月27日(木曜日)

本日野田ちゃんに乗せてもらって、入院と相成りました。やはり、いざ入院してみると人間と云う奴は現金なもので、以前の小さな工程が少しずつ蘇ります。部屋は恐ろしく広い個室で42000円の部屋であります。ただ一般の個室の空きがあれば変えてねとお願いしており、明日からはシャワー付き個室になるとのことで一安心です。今日は部屋の空気を満喫しておきたいところでありますが、残念ながら事前入院には大切な理由があり、本日より手術前のリハビリが用意されていました。本担当の女性(上条さん)は夜勤の為、代役で後藤 妙さんが丁寧に説明をしてくれました。息を吸って、吐いての力を付けるということです。我が妻、海ちゃんはこの部屋は寝やすいとソファーで軽くいびきをかいておりました。
何とも落ち着かない時間をやりくりして、KENDALLというそのリハビリ器具で遊んでいると、吉井悟 先生が、手術後の痰の無理のない排出及び息づまり時の痛みの防止になるとのことで何度かトライをお見せすると、そこそこの力で3秒以上の持続が必要とのこと、これから6日間頑張って取り組むしかないですな。
書類を持って浜多摩君が部屋に来てくれたのであるが、目のやり場のなさが如実にわかりちょっと荷が重かったかなとも思う。彼ももっと自分を高めていい時期だよな,頑張れよ。
今回は、明日からも含めてシャワー付きの個室なので、いつでも汗を流せるのがいい?いやいつでも体を温めれるのが良いであろう、何せ病院でどうやったって汗はかかないもんね。
静かな一人の部屋では、クレメンティーヌの寝ぼけた声と、ノラジョーンズのかったるい声が心地よく身に染みてくるのである。大きな窓からのぞくビルの群れの先に、大阪城の周囲に植え込まれた桜の木が都会のオアシスのようにぽつりと高層ビル同士のの隙間から
あんたまた来たか、頑張れよ と囁いているかに感じてしまう。歌のせいでもあるよな、これは、、、
7分粥の晩飯はさすがに、手術後の喉が小さい今の僕でも15分も要すことはなく、シャワー後にテレビでも見るかとベットに横になった時、ドアをたたく音と共に主治医、片岡幸三医師であった。またまたKENDALLでの息の使い方のチェックに始まり、現在飲んでいる痛み止めの弊害の説明を受ける。痛み止めの変更と来週月曜日の手術説明などのスケジュール並びに、手術自体7時間~8時間掛かる大手術というのである。僕は簡単そうに考えていたが、これには参った。なるようにしかならんだろう。
痛み止めが変更になった。弱くするらしい。本番の手術後に影響が出る可能性があるらしい。ここで素直に従わないのはあまりに子供っぽく、二つ返事で了解しました と優等生の答弁を返した次第である。今の自分は、運命を受け入れる事に徹する覚悟なのだ。

2012年8月13日

手術後1か月ちょうど経ちました。状況があまり芳しくなく、喉が調子良くならない状態に陥っています。

毎晩の睡眠時に呼吸が上手くいかず、目覚めと共に口内が血糊とカラカラのつばの無い状況で、息苦しい朝が続いているのです。

当然大きな口は開きませんし、全身、特に頭が痛く、肩等も筋が収縮しています。

ゆっくりと温水プールを歩き、蒸しサウナで冷えた体を温めて、ストレッチをしながら、コリをほぐすように取り組んでいるのですが中々前進しません。

どうも今日はそのYFC(八戸ノ里フィットネスクラブ)で調子に乗ってリハビリをしたのが仇になっているようです。息苦しくて、就寝できず、喉に何かが詰まっているような状態が続き,咳き込み、海ちゃん、ミルキーは大変心配している状況であります。

朝から今日は新聞のチラシ、スギ薬局オープンに合わせて、肩こりによる頸の腫れに手を加えるために何とかしないと寝れません。

お店でボルタレンテープを購入し海ちゃんに付けて貰うことが10時リミットの必須事項でありました。

やはり、水中歩行及び平泳ぎ及び低温サウナの3段活用を40分1セットの3セットを毎日行っていくと、なんと次第に喉の具合が芳しくない状況に陥っていたものが、少しづつ良化に向けて歩み始めた様です。

あくまで、どれだけの距離があり、どんだけ障害物があるかは解りませんけどね。

やは物事には時間を超えようとする行為は許されない不道徳でありお医者の神様からすれば 我慢せんかい、焦るなあほ、ぼちぼち行けゆうたやろ てなところです。自分でのた打ち回る状況の中情けないやら、あほらしいやら、、、。

本日は午後より前代未聞の告訴中間確認になります。お盆真っ最中やのに、七尾警察さんご苦労様です。

今、外部で苦労するのが、階段を上るのが、ことのほかきつい、大仕事で、後遺症が全身に重くのしかかるので、人目に付かないようにゆっくり昇ろうっと。

2012年8月7日

退院後6日になりました。

少しずつ変わっているのは解るのですが、あまりに自分が急ぐことに慣れており、ゆっくり進むことが苦手で、時間との闘いと、体中の悲鳴が聞こえてきます。

食事はまだまだ普通のものは喉を通りません。歯磨きに合わせ血液が出ることが減ってきました。

ただ頸、顎、肩、頭とそれぞれの痺れと痛みがじわりじわりと身体中を侵食しているように錯覚してしまうほど、耳の中で蝉が鳴いています。

深呼吸をして落ち着いて、精神の平安を取り戻そうともがいていますが、なかなか難しいものです。文字を読もうとすると、以前の十倍程度の疲労が頸と頭に響き、立ちくらみのようなフラフラの状態になってしまいます。

以前に比べ、読書とか、書類を書くとかが、予想を超えて体を蝕んでいる病巣が邪魔をしてきます。

焦らない焦らない、本当に少しずつ,良くなっているのでしょう。言葉がしゃべりずらいのも、以前に比べればだいぶましになりました。

もともと言葉を発することが出来なかったのだから実は大したものなんだけど、もう欲に支配されてきていrね。

5分もしゃべると疲れて呂律が回らなくなります。

まあそんなもんだ、顎が鉛のように重く感じるし、頸が痛く締め付けられて、息がしずらく苦しい。力むと余計に苦しくなるのだ。

その葛藤が一番しんどいですね。意思表示が本当に出来ない。気長に、ゆっくり、転ばぬようもっと周りを見ようと思っているのですが、まだまだ辛抱、我慢が足りません。

明日から自分に腹を立てるのを少しでも控えて、怒らないで行きたいと思います。

ガンバルンバ、ほうねんくん。

食事を食べやすくしてくれているので、何とか流し込めています。喉に詰めないように最大限の注意を払わねばなりません。

一旦咽るとせき込んで当分元に戻らず、口から血が出たりします。

食事も焦らないで、おいしくゆっくり食べよう。

海ちゃん、ありがとう。

2012年7月31日

本日で耳鼻咽喉科は卒業になります。とりあえず体調は回復路線をたどり、薬とリハビリでの取り組みの新たなスタートになります。次回の、外科での食道の手術を控えた状況ですが、とりあえず明日退院をします。心置きなく宿便を出すべく座薬を入れ綺麗さっぱりとしました。看護婦の村田さんがたばこの心配をしきりにしてくれていました。やめる気がさっぱり無いのが駄目なんですかね、中田次郎先生の受診があり、最高の処置が出来ているそうである。頼もしい限りだ。しばらくは不便だろうが必ず何も問題はなくなるとのこと。次の食道手術も最高の処理を施すらしい。迷わず信頼するいがいないであろうが、ままよ。もう一度入院があるので、海ちゃんにもあと一頑張りをしていただくしかないのである。今日は静かに休もう。明日は少しでもミルキーに元気な顔をみせてやらないとね。魚も焦っているであろう。3階をリラックススペースにするしかないであろう。当分仕事も3階で行うしかないね、会社は必要最小限度にするしかない。

まず回復をすることが必須、それからのことは又後で考えよう。焦らない、じっくりと自分と向き合い、病気と闘わなければならない。

今回の経緯に、関わってくれた方達にお礼申し上げます。

2012年7月30日

オリンピックの話だけの気がして少し気持ちが悪い気がする。毎日いろんな状況が在るのだが、感覚、意識が見過ごしたり、変に病気をしている人間の目になっていることが自分でとても嫌に感じる瞬間がたびたびあるのだ。

日黒病院は非常に看護婦の教育がしっかりしているようにやはり思う。連携であったり、伝達であったり、なるべく患者のやる気、直そうとする意欲の引き出しを若い看護婦を含めしっかりやっている方が多いように思う。

やる気だらけの僕は別にしても,日一日と過ごす過程においては気持ちがなえることは誰にでもあるはずだ。看護婦の一声、手助け、背中をさする、食事を食べてくれたかの問いかけをするなどさりげない一言の問いかけ、笑顔のあるうなずきと、今までの僕の経験では非常にレベルが高い気がする。もちろんピンからキリまで人によって変わるのはどの世界も同じであるが、全体的に整っており協力体制が在るように感じ 居心地は至っていいところであり安心できる信頼感を感じる。ただ単に僕の周りに居る看護婦がとてもよかっただけの可能性は無きにしも非ずであるが、、、ほめすぎか?

本日のリハビリは約3時間に及んだ。頸も顎も痛い。少しでも動かしておかないと、動かない気がしてならない。オリンピックの柔道があるから何とか気を紛らわせながら時間をごまかせたな。夜中の2時ごろまで我慢をし応援しながら最後まで柔道を観戦し、痛み止めと睡眠薬を取り急いで寝た。肩が痛いのと頸、顎が痛いのでどうなることやら。

しかし柔道は凄かった。おめでとう、ワイルドな松本薫よ。

体調管理や心理的な重圧など、相当なプレッシャーを乗り越えてのメダル獲得はまさに称賛の極みである。

2012年7月29日

朝早くから水泳の北島の予選と準決勝を見て興奮していました。今回のオリンピックは鼻からゆとりも何もない非常にハングリーな勝負が展開されています。みんな頑張れ、後悔しない勝負をしろとしか言えませんね。

今朝から体調があまり良くなく、家族の手前、少しでも元気な姿を見せたいのだけれど、痛み止め、歯磨き、鼻掃除などあらゆる手を打っています。津っちゃんと海ちゃんが来てくれた時にはまだ痛い最中でしたので気張った処で元気があまり出ませんでした。お昼をみんなで食べ、転寝の最中に、大和田さんが、化粧品スプレーの試作を持ってきてくれました。8月2日にはかっこが付きそうです。36度近い外気の中汗だくで大和田さんが来てくれたのはびっくりです。せめて、事前にメールでもくれればいいのですが、大和田さんらしい行動です。ちゃんと食事のことも考えて、知らずと舞昆を持ってきてくれていました。みんなで猫のことなどを話してくれてほっとしています。ここの所口の中が在れてひどく痛みも伴い言葉を使うのが非常に苦しくて、うまく口が動きません。もっとこってりとリハビリをしないとやばいですね。

触れたくはないオリンピックに意見をさせて頂くとしよう。女子柔道の、福見友子、また4年を費やした中村美里 共によく頑張ったのではないだろうか?確かに希望のメダルは取れなかったが、今までの努力と一挙手一投足に思いが込められていると思う。みんな素晴らしい、だから感動もあり、涙もあり、元気をもらうのだ。海外の選手も含めて素晴らしい瞬間を目の当たりにして興奮冷めやらずと云った処か。本日の夜中のハイライト、北島康介はベストの泳ぎで5位であった。それはそれで素晴らしい結果であったと思われる。

痺れと、冷めきった身体が興奮で少しでも熱くなるのが嬉しくて仕方がない。

楽しく感じる、笑える、そんなひと時に飢えている。

ちょっとでも、僕も頑張るぞ と云うところに心を持っていきたくてしょうがないのだ。

2012年7月28日

朝からロンドンオリンピックの放映が行われています。時代と共に変化するのは仕方ないでしょうが、開会式があまりにショウになり国を挙げて何を言いたいのか疑問です。なぜこんなお金おかけますか?理解できません。選手たちはこのイベントの間待ち続けるわけですか?世界に向けた発展状況のごり押しでしょう。現在の若者が加わり健全な運動を通じたイベントにする行為はいいものとは思いますが、今後のオリンピックの在り方は一から考え直しが必要ではないでしょうか。2010年にもなって、新たな展開を考えるべきでしょう、いずれにしてもひどいものです。選手が競技どころではありません。最高のパフォーマンスができる下準備が足りないと思うのは僕だけですか。協議委員会自体が金満活動の呈をなしているからそこから変えねば難しいでしょうね。

本日は、今治から津っちゃんがお見舞いに来てくれました。海ちゃんもなんとなく元気になって見えます。

病気のことを一杯調べてくれていました。有難いのですが、意外にたばこについて家族全員が反論があるようで困ってしまいます。

さて、オリンピックでは、水泳の北島君が予選を泳ぎます。他にも見所がいっぱいあると思います。出来ればリアルタイムで見ておきたいものです。こんな病気の時しか見えないよね。ただ、今回は、福見の柔道では、人生を考えさせられるものがあるね。彼女の27年間、柔ちゃんを倒しての10年間がどう消化されたかわかる心は持ちたい、それだけである。

皆頑張れ、その瞬間が素晴らしい感動を引き連れて行くのである。体操も楽しみだ。

陸上は、もう少しフライングに対する対応は出来ないのかな、あまりにも近代の競技での対策が遅れているように見えるけどね。幅跳び、三段跳びの踏みきりも柔軟な対応は無いものだろうか。

海ちゃんと、津っちゃんが帰宅します。やっぱり何となく嬉しい一日でした。

有難う、負けないで、頑張ります。心の中で反芻する言葉はいつも自分が前を向けるようなおまじないであり、定期的に心が折れない、腐らない、しおれないが為に必死で起き上がる精神、神経の杖のような気もする。

2012年7月27日

会社の件で、朝からバタバタしています。様々な書類、印鑑を押さねばならない物などが累積していて、印鑑を何処かで責任者を決めて預けないとと思っているのですが、じっくり精査してみましょう。右あごが朝から痛く、腫れの引き具合が非常に悪く、昨日より腫れていそうです。歯磨き、鼻洗い、舌洗いを懸命にやるよりほかわなさそうですね。

今日は病院内がとても静かで、看護婦の方も患者数に合わせればギリギリかもしれませんね。確か今日は土曜の丑の日です。ラジオ、テレビ共に盛んにウナギで盛り上がっています。世の中暑さにめげず、不景気にもめげず、ウナギで元気になりましょうという感じなんでしょうね。退院したら、目いっぱいウナギを食べてやるぞ,待って於きなさい、東京築地のウナギは上手いし、高知の四万十川下流のウナギも上手いんだなほんとに。食道手術後まで待たないとだめかな?もう少し良くなれば海ちゃんに買ってきて貰おう。そうでなければちょっとさみしい。やっぱり季節感のあるものも食せるものは口にしたいと思う。看護婦が4日間の宿便に対してこれはまずいと判断し、弱めの下剤をくれました。やっぱり抗がん剤が滞留したり、便が出ないのはまずいんでしょうね。ただし世間一般の意見を言いますが、この病院というのではなく、一般的に病院食は大したことはないし、食べても痩せますよ、胃腸さえ丈夫であれば便秘は間違いなく起きるだろう。なぜなら、ご飯はどんぶり半分、おかず卵料理少々、芙しか入っていない味噌汁、豆腐4分の1丁大体これが基本です。一般所得の負担金で260円ですから、所得の低い人は140円、120円ですよ。無茶なぜいたくは通りません。しかし、世間が言うほど食材に苦労していますかね、工夫をしているのでしょうか、少々疑問です。魚はほぼ、鱈ですし、一週間食べると、大体のメニューが想像付きます。

ひょっとすれば、僕の病状でのおかずが一般の患者より程度の低いものを体調に合わせている可能性もありますが、どの食事もそう大きな差は無さそうです。

入院患者の分際だからこその的を得た意見でしょう、如何なものか。

仕事の都合で、山口さんに来ていただかなければならなくなりました。印鑑及び書類提出が必要らしく来院してくれます、ついでに、ノラジョーンズのCDもお願いしてしまいました。

気持ちが紛れますのでね。有難い事です。

やはり病気とはいえトップ不在のやりくりは大変です。まだ数か月あれこれ迷惑を掛けないとしょうがないですね。みんなのおかげです。

仕事は、引き際が肝心です。とにかく健康な精神と、強靭な肉体の欠片でも取り戻さなければしょうがないですぞ。

2012年7月26日

入院して気が付けばあっという間の17日目、たばこも吸わなくなって気が付けば35日になった。ただ、たばこも、お酒もやめる気はない。治るまではしないことと、これを境に喫煙場所は考えたいと思う。

途中で考え方が変わることもあろうが、今は嗜好は大切にしたいと思うのである。お医者さんからすれば、お前は死にたいのか と云われそうであるが、完全に治して,元通りの生活をしたいというのが本音である。

今日から全粥になる。病院の中で先の見えない格闘をしていると、食べ物が変わるくらい嬉しい変化は多分存在しないと思う。本当に良かったと思える瞬間なのだ。おかずも少しずつ変更していくはず、料理自体減塩のような食事、流動食に毛が生えた食事から少しでも献立が賑やかになる手筈はついた。人間あきらめないで取り組めば何かしらのご褒美、新しいチャンスが生まれるのだろう、とにかく喜びはひとしおであります。人とのコミュニケーションが取れるように慣らさないと、普通の会話が出来ない現状では、単なる呂律の回らない酔っ払いよりも劣る現状だものね。回復は焦っても始まらないし、顔の下半分は思いっきり下膨れである。焦っても、顔の腫れは引かない。9時間に及ぶ手術の痕がそんなに早く治ること自体おかしいよと納得はするものの、そこでももがいて勝手に苦しんで、勝手に落ち込んで、一喜一憂を繰り返し、立ち直りしつつ、毎日の格闘でどこまで治るやら、、、

やはり、今までの睡眠不足が響いたのか、とにかく一皮むけません。睡眠をを取ろう、体を自由に出来ればいいのだが、今は頸、腰、肩に異常な痛さと痺れがあるのでなかなか熟睡できない状況であるが、今は感染症に絶対にならないというのが一番で、常に歯を磨こう、のどちんこを綺麗にしよう、口の中は特に細菌が発生しやすいと言われている。毎日気が付くとうがい液での口内うがいをするのが日課というより時課の方が解りよいよね。

会社のいたるところにひびが入っています。簡単な話で、突然の事態と云うものが世の中には存在する事も在るわけで、それぞれが自分は社長の不在時ちゃんとやってると思っているからです。予測とかと不慮事態との格差は思いのほか大きく、僕自身も突然入院などに対処する方法は持ち合わせていませんでした。資金繰りも含め、顧客管理、社内管理はもともと各取締役が行っているのでそれほどの歪は無く大改革を皆が取り組んでくれていますが、至急の事態と云うのが、予想を超える大きな課題を山積しています。

僕の印鑑をなくすのが一番でした。みな責任は最後は持ちたくないでしょうが、そんな世の中はなくなるでしょうね。企業が存在するだけで、有難いものです。

社内でも、対話が大切ですね。